東京近郊の市街地で、イノシシが連日のように出没している。SNS上では「アーバン(都市)・イノシシ」と呼ばれて話題に。なぜ師走の街を駆け抜けるのか。
15日昼、東京都国立市のJR国立駅近く。住宅街にパトカーのサイレンが響く。「危ない!」。そう叫ぶ警察官たちが追うのは、逃走中の凶悪犯――ではなく、イノシシだった。
「なんでこんなところに?」。騒ぎに足を止めた人たちの一人がつぶやく。体長1メートルはある。歩道で警察官をかわし、交差点を渡り、コンビニや郵便局の前を抜けて走り去った。自転車ほどのスピードだったという。
日曜日で人通りが多く、子連れ…
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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル