新型コロナウイルス対応の「まん延防止等重点措置」が埼玉県内15市町に適用されるなか、大型連休が29日に始まった。行楽地や商業施設では例年より人出が減ったところがあった一方、普段どおりのにぎわいを見せる場所も。緊急事態宣言下の東京都内から来た人の姿も目立った。
埼玉県越谷市にある国内最大級の大型ショッピングモール「イオンレイクタウン」。JR越谷レイクタウン駅の改札を出てきた家族連れや若者などが続々と、入り口に続くエスカレーターに向かう。買い物へ、シネコンへ……。この日も午前中からいつもの休日と変わらない光景が見られた。
夕方にかけて、周辺の道路渋滞が激しくなり、「混雑」と掲示して入場を制限する駐車場の入り口も。緊急事態宣言で大型商業施設や映画館が休業している東京都内の「足立」や「練馬」、「多摩」などをはじめ、県外ナンバーの車が多く見られた。
屋外では、毎年恒例の「アイスクリーム博覧会」が開幕。5月9日までの予定で、PR事務局によると、注文方法の簡略化や持ち帰りの推進などの対策を徹底し、「3密など収拾がつかない場合は即座に中断、中止する」という。
周辺では「更なる感染拡大を防ぐため、不要不急の外出は控え、マスク着用などの徹底をお願いします」と呼びかける市の防災行政無線が響いていた。
今年に期待をかけた動物園
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
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