インドネシアで拘束、帰国の男らを再逮捕 コロナ給付金詐取事件

高嶋将之、山口啓太

 新型コロナ対策の持続化給付金約10億円の不正受給にグループでかかわったとして、警視庁は11日、グループのリーダー格とされる会社役員の谷口光弘容疑者(48)と、仲介業の太田浩一朗容疑者(35)の2人を詐欺容疑で再逮捕し、発表した。同庁は太田容疑者もグループの中核メンバーとみて調べている。

 捜査2課によると2人の再逮捕容疑は、2020年7月ごろ、広告業小沢一真容疑者(34)=同じ容疑で10日に逮捕=の収入がコロナで減ったとする虚偽の内容で給付金を申請し、現金100万円を国からだまし取ったというもの。同課は谷口、太田両容疑者の認否を明らかにしていない。同課は、同じ容疑で谷口容疑者の元妻、梨恵容疑者(45)らも10日に再逮捕している。

 谷口容疑者は先月、出国先のインドネシアで現地当局に不法滞在容疑で拘束され、日本へ移送された際に今回とは別の詐欺容疑で逮捕されていた。谷口容疑者らを中核とするグループの逮捕者は計6人。(高嶋将之、山口啓太)

Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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