日本で総額約10億円の持続化給付金の不正受給に関わったとして詐欺容疑で指名手配され、その後インドネシアで拘束された谷口光弘容疑者(47)について、インドネシアの入国管理局は22日早朝、警視庁の捜査員に身柄を引き渡す手続きに入った。警視庁は同日朝に首都ジャカルタを発ち、同日夕に成田空港に着く飛行機で谷口容疑者を移送。詐欺容疑で逮捕する方針だ。
現地時間22日午前4時(日本時間同日午前6時)すぎ、インドネシア入管職員らが谷口容疑者を連れてジャカルタの入管施設を出た。集まった約50人の報道陣を前に移送担当職員が「これから成田空港に移送する」と説明。谷口容疑者はうつむいたまま車に乗り込み、空港に向かった。
警視庁によると、谷口容疑者は家族を中心とするグループの主犯格とみられ、総額約10億円に上る給付金の不正受給に関わった疑いがあるという。谷口容疑者の元妻は、すでに5月30日に詐欺容疑で逮捕され、その後起訴されている。
一方、2020年秋ごろから…
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル