15日(水)に厚生労働省から発表された昨年12月30日~今年1月5日のインフルエンザ発生状況によると、全国患者報告数は6.5万人でした。前週と比較すると、およそ5万人減少しています。
この定点医療機関からの報告をもとに、定点以外を含む全国の医療機関をこの1週間に受診した患者数を推計すると約45.7人となり、前週の推計値より約42万人減少しているものと見られます。
しかし、これはインフルエンザの流行が収束してきているというわけではありません。
東京は一時的に減少も再び増加へ
ウェザーニュースでは、厚生労働省が発表している過去の患者報告数などを元に、気象データとの相関をとり、今後のインフルエンザ流行予想を算出しました。
その結果によると、東京の流行度低下は一時的で、今後は再び流行度は高まります。
年末年始の休み期間に比べて、職場内や学校内でのインフルエンザに感染するリスクが高まるため、継続的な対策が欠かせません。
厚生労働省は以下の予防策を挙げています。
1) 流行前のワクチン接種
2) 外出後の手洗い等
3) 適度な湿度の保持
4) 十分な休養とバランスのとれた栄養摂取
5) 人混みや繁華街への外出を控える
インフルエンザ感染のピークに備え、最大限の対策をしてご自身や周囲への感染拡大を防いでいきましょう。
<注意事項>
・このグラフは、インフルエンザの流行度をウェザーニュースが独自に算出したものです。
・実線は国立感染症研究所(厚生労働省)の発表を元にした今シーズンの患者の発生状況、点線は今シーズンの患者の予測です。
・過去19年間のインフルエンザ患者数データと、降水・日照・気温・湿度・風速などの気象データの相関を分析して予想しています。
ウェザーニュース
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Source : 国内 – Yahoo!ニュース
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