オーストリアのウィーン国立歌劇場で8日、初めて女性が作曲を手がけたオペラ「オルランド」が上演された。劇場の創立150周年を記念する公演で、演出や衣装にも女性を起用。原作も女性小説家のものだ。衣装は日本のコムデギャルソンのデザイナー川久保玲さんが制作した。
「オルランド」は英国の作家バージニア・ウルフが1928年に発表した小説で、主人公オルランドが16世紀から400年かけて途中で男性から女性へ変身して活躍する物語。今回は、新たにその後の現代までの100年から、更に未来までを描き、多様性や地球環境汚染、自国第一主義などの問題にも言及した。
舞台演出には凝った幻想的なCG、音楽はオーケストラによるシャープな現代音楽にロックバンドが加わるなど斬新なアイデアが盛り込まれた。
川久保さんの衣装は、昔の王妃…
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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
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