西江拓矢
東京五輪・パラリンピックに出場するため、今月からホストタウンの大阪府泉佐野市で事前合宿をする予定の東アフリカ・ウガンダの選手団の来日日程が決まらない。市によると、選手団が当初搭乗する予定だったドバイへの航空便が、新型コロナウイルスの感染拡大で利用できなくなっているという。
泉佐野市の千代松大耕市長は15日、記者団に「仕方のないことで、早く来てもらい、練習に励んで欲しい。ホストタウンとしての役割を果たしたい」と語った。
泉佐野市は当初、ウガンダ側から、ドバイ経由で16日に同市の関西空港に到着する日程を伝えられていた。だが、16日にはドバイから関空への直行便がなく、市がウガンダ側に確認。現地での感染急拡大により、ドバイ行きの航空便が利用できなくなり、別ルートでの来日を調整しているとの連絡があったという。市によると、ウガンダ側とのやりとりは時差のためメールが主で、連絡を待つしかないという。
内閣官房によると、大会延期後、五輪に向けた海外選手団の受け入れは、泉佐野市が群馬県太田市に次いで2カ所目という。(西江拓矢)
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル