国際基督教大学(ICU、東京都三鷹市)は、戦禍のウクライナから避難した学生が今年度以降も学び続けられるよう、必要な費用を募るクラウドファンディングを始めた。
ICUは昨年5月、ウクライナの学生5人を受け入れた。ロシアによるウクライナ侵攻から1年以上過ぎても終結の見通しがたたないなか、5人は引き続きICUでの学習を希望し、今年4月と9月に学部編入や大学院進学が決まったという。
5人が学位を取得するまでに必要と見込まれる額は計約2600万円。クラウドファンディング(https://readyfor.jp/projects/ukrainianstudentsaticu)では、学費や寮費に充てる分として500万円を募集する。実施期間は6月30日まで。
担当者は「多くの人からの応援の気持ち、平和への願いを届けたい」。(井上恵一朗)
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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル