阿部育子 村上潤治
中国産のウズラの卵を使ったピクルスを国産と偽り販売したとして、神奈川県警は13日、同県逗子市の食品会社と同社の男性社長(44)を食品表示法違反(原産地虚偽表示)の疑いで、横浜地検横須賀支部に書類送検した。捜査関係者への取材で分かった。
捜査関係者によると、社長は県警に対し、容疑を否認し「中国産と分かっていたが瓶に国産と貼っていたことに気づかなかった」などと話しているという。
書類送検の容疑は2023年2月28日、中国から輸入したウズラの卵の水煮を原材料とした「うずらの卵のピクルス」に「国産」と表示したラベルを貼った瓶4本を県内の百貨店に販売したというもの。店頭では1瓶800円(税抜き)で販売していたという。虚偽の表示で22年6月から23年2月まで販売していたとみられ、その後は国産のウズラの卵を使っていたという。
家宅捜索後、産地偽装の理由を社長に聞いてみると
県警が卵を専門機関で鑑定し…
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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル