エコバッグは「怪しまれない武器」 万引き多発で悩む店

 7月からレジ袋が有料になり、エコバッグの利用が進む。ただ、エコバッグを使った万引きが増え、店側を悩ませている。買い物の現場で何が起きているのか。

 25万冊の古書をそろえる茨城県土浦市の「つちうら古書倶楽部」。7月28日から、「開いたエコバッグ 口の開いた手提げバッグは必ずレジにお預けください」と書いた紙を店頭に貼り出した。

 佐々木嘉弘代表は「気づいただけで5~6件はやられた」と万引き被害を明かす。ぺちゃんこだった客のエコバッグが店内で膨らみ、そのまま店から出て行く。ほかの客の会計にあたっていると、声掛けが難しい。「専門書や辞典など、高額の商品が多く、痛い」。入店時にバッグを預けてもらうのは、客側の面倒を増やすことになる。「理解はしてもらっているものの、申し訳ない」と話す。

 「エコバッグのお客さんが増え…

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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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