エスニックを自宅で楽しむ ナンプラーで炒めビーフン

ごはんラボ 炒めビーフン

 うまく使えたらいいなと思いながら、なかなか手を出せない食材や調味料はありませんか。記者にとってナンプラーは、そんな存在でした。1本を使い切る自信がなかったのです。

 ナンプラーはカタクチイワシなどを原料にしたタイの魚醬(ぎょしょう)。特徴的な匂いは好みが分かれるところですが、調理でいくぶん和らぎ、しょうゆとは違う味わいが料理に奥行きを出します。

 使い過ぎると、風味が強く、塩分も多くなり過ぎます。どんなナンプラー、ビーフンを使うかによって違いも出やすいメニュー。分量や具を変えながら試作を繰り返しました。ビーフンの味付けには、エビの戻し汁も生かします。魚介のうまみが重なりあった汁をビーフンに吸わせながら炒めます。

 70g入りのナンプラーは、今回の2品を何度か作ったら空っぽに。もう、使い残す心配はありません。海外旅行も外食もしにくいこの時期、いつもと違う調味料で異国気分を味わってはいかがでしょうか。(栗田優美)

炒めビーフン

材料(2人前) 料理監修:料理研究家・渡辺あきこさん

□ ビーフン 75g

□ 焼き豚 50g

□ 干しエビ 小さじ2

□ ピーマン 1個

□ 長ネギ 1/2本

□ モヤシ 100g

□ ナンプラー 大さじ1と1/3

□ コショウ 少々

□ 油 大さじ1

【作り方】

①干しエビは湯50mlにつけて戻す。鍋にたっぷりの湯を煮立て、ビーフンを入れて弱火で4~5分ゆでる。ざるにあけて水気を切り、長さ5~6cmに切る。

拡大する適度な長さに切っておくと、からまずに炒めることができ、具ともよくなじんで食べやすく仕上がる

②焼き豚は幅5mmの細切り、ピ…

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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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