1995年3月に死者14人、重軽傷者6千人以上を出した地下鉄サリン事件の被害者の会が18日、事件の風化を防ぐため資料館の設立などを法務省に求めた。
被害者らは要望書で、オウム真理教が起こした27年前の事件を後世に伝え続けることが「最も効果的なテロ対策だ」と指摘。国が主導して資料館をつくる必要性を訴えた。事件で夫を亡くした同会世話人の高橋シズヱさん(75)は会見で「(資料館ができれば)事件を知らない若い世代に事件を肌感覚で立体的に理解してもらえる」と話した。(伊藤和也、村上友里)
法務省に要望した被害者の会による会見の主な内容は次のとおり。
■10億円の賠償金、被害者に…
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
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