オウム松本元死刑囚の遺骨引き渡し訴訟 国側「神聖視の危険大きい」

 オウム真理教元代表の松本智津夫(浅原彰晃)元死刑囚の次女が、元死刑囚の遺骨と遺髪を保管する国に引き渡しを求めた訴訟の第1回口頭弁論が13日、東京地裁であった。国側は「後継団体が遺骨を神聖視しており、公共に与える危険が大きい」として請求の棄却を求め、結審した。判決は来年3月13日。

 元死刑囚の遺骨を巡っては、四女が「執行直前に引き取り先に指定された」と主張したが、次女が反発。四女側の審判申し立てに対し、東京家裁は面会の申し込みを繰り返していた次女側に所有権があると判断し、2021年7月に最高裁で確定した。

 この日の口頭弁論では、国側と次女側の双方が法廷で意見陳述した。

国側、遺骨引き渡しは「紛争や犯罪を招く」

 国側はオウム真理教内部で松…

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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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