【動画】29日の夜、北海道では広く晴れ渡り、各地で「中秋の名月」が観察できた。オホーツク海に臨む北見市常呂町の浜辺では、景勝地・能取岬の灯台の光がはっきりと見えてきたころには、まぶしい月光が海を照らした。澄んだ秋のオホーツクの空気のなか超望遠レンズで観察すると、約38万キロも離れている満月の表面に凹凸がくっきりと見えた
旧暦の8月15日にあたる29日の夜、北海道では広く晴れ渡り、各地で「中秋の名月」が観察できた。
オホーツク海に臨む北見市常呂町の浜辺では、月の出が午後5時10分ごろとされたが、あいにく東の空には厚い雲が立ちこめ、はじめのうち月は、雲の隙間から少し姿を見せるだけ。しかし、網走市の景勝地・能取(のとろ)岬の灯台の光がはっきりと見えてきたころには、雲は遠くに流れ、まぶしい月光が海を照らした。
澄んだ秋のオホーツクの空気のなか超望遠レンズで観察すると、約38万キロも離れている満月の表面に凹凸がくっきり見えた。(神村正史)
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル