来年1月実施の大学入学共通テストなどでの新型コロナ対応をめぐり、文部科学省は24日、オミクロン株感染者の濃厚接触者となった人は無症状でも本試験を受験させず、追試験を受けてもらうとの方針を明らかにした。それ以外の濃厚接触者は、PCR検査の陰性などの条件を満たせば、本試験を受けられる。
各大学などに示しているコロナ対応のガイドラインを改めた。これまでは無症状の濃厚接触者について、①PCR検査などで陰性②試験当日も無症状③公共交通機関を利用しない④別室で受験――の4条件を満たせば本試験の受験を認めてきた。だが、オミクロン株の濃厚接触者は自宅待機ではなく、宿泊施設での待機となったことから改定した。どの株の感染者の濃厚接触者か試験当日まで分からない場合、4条件を満たせば受験できる。大学入試センターや各大学は改定を踏まえて対応する見通し。(三浦淳)
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
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