和歌山県かつらぎ町の四郷地区で正月の縁起物として飾られる串柿づくりが最盛期を迎えている。
JA紀北かわかみ販売課によると、今年は猛暑が続き、雨が少なかったため柿の大きさがやや小さかったという。出荷は例年通り、12月中旬から京阪神を中心に全国に出荷される。
和歌山県は柿の出荷量日本一で、同地区は串柿の最大の生産地になっている。
串柿は皮をむいた柿を竹串に刺し乾燥させたもので400年以上前から作られているという。関西を中心に串柿を三種の神器の剣、鏡餅を鏡、ダイダイを勾玉(まがたま)に見立てて飾る。(小宮路勝)
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル