もうすぐ帰省シーズンです。新型コロナウイルスの感染拡大が心配される夏休みですが、みなさんもう予定は立てましたか? 近年SNSでは、父親と子どもだけで実家に帰る「父子帰省」が話題になっていますし、ビデオ通話での「オンライン帰省」をする人もいます。「#父親のモヤモヤ」オンラインオフ会で、父親たちが帰省にまつわる経験や考えを語りました。(withnews編集部・河原夏季) 【マンガ】「こんな母親になりたい」帰省できない今だから描いた漫画に共感の声
「帰省」がテーマのオフ会
7月18日にオンラインで開かれたイベント「#父親のモヤモヤ・オンラインオフ会~帰省いろいろ~」には、30、40代の父親が6人集まりました。会の前半では、3年ほど前から父子帰省をしている2児の父・本谷昭博さん(37)の経験をベースに参加者の経験を聞きました。 <本谷昭博さん>
1982年生まれ。小学2年生と2歳の息子がいる。3年ほど前から4、5回父子帰省をし、今年のGWにはオンライン帰省をした。普段はコニカミノルタで材料エンジニアとして業務につく傍ら、社内で有志団体LETSを立ち上げ、ボトムアップで対話や学びの場を企画・開催している。大企業の若手中堅社員の実践コミュニティ「ONE JAPAN」に所属し、会社の枠を超えて組織を活性化する活動も行っている。 <高橋健次郎記者(ファシリテーター)>
1児の父。朝日新聞記者。2019年6月、「#父親のモヤモヤ」企画発起人の一人。社会福祉士、精神保健福祉士の資格を持ち、子育て、介護、障がいなど、社会保障関係全般に関心。 妻と4歳の娘と3人暮らし。
悩ましい今夏の帰省
高橋記者:今年の夏のご予定は決めていますか? 本谷さん:まだ決められていませんが、できることなら帰省はしたいと思っています。コロナ禍なので、お互いに影響があると怖いのですが……。 高橋記者:我が家も悩ましいです。参加者の中には、「東京在住のため帰省はしない予定」という方もいます。 本谷さん:私は都内在住で実家が茨城です。もし車で帰れれば帰省してもいいかなと思っています。できなかったらオンライン帰省も考えています。 高橋記者:コロナにかかわらず、ご家族でのリアルな帰省に負担はありませんか? 私は自分の実家に帰る時、妻の立ち位置が気になります。「女は台所に立て」と言われるような家ではありませんが、妻はプレッシャーを感じているかなとモヤモヤすることもあります。 本谷さん:妻はうまくコミュニケーションをとってくれていて、変に気を使うことはないと思います。逆に、実家に帰ったときは子ども2人を両親に預けて、妻とドライブをしています。両親と私たち、お互いにバランスを取りながらできていると思います。お互い過剰に干渉しないようにしているので、それがいいのかもしれません。
Source : 国内 – Yahoo!ニュース