大規模な森林火災に見舞われているオーストラリアのクイーンズランド、ニューサウスウェールズ、ビクトリア各州に16日、ついに“恵みの雨”が降った。しかも大雨で、地域によっては2時間で80ミリ近くを観測したニューサウスウェールズ州では32カ所の森林火災が一気に鎮火。気象当局によれば、今週末にも30~80ミリの雨が予想されており、これがまだ燃えている88カ所の火災エリアを減少させるのでは?という期待が高まっている。
テニスの全豪オープンが開催されるメルボルンでも77ミリの雨が降り、煙が充満していた大気汚染の状態が改善。ただしニュース専門局のCNNなどによれば、ビクトリア州では道路が4メートルほど陥没した個所もあり、今度は大雨による被害が各地で続出。地面が焼けこげているために水が吸い込まれにくくなっており、土砂災害への危険も高まっている。
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Source : 国内 – Yahoo!ニュース