海上自衛隊鹿屋航空基地(鹿児島県鹿屋市)で、運用を停止していた米軍の無人偵察機MQ9が4日に飛行を再開すると九州防衛局が明らかにした。基地内で8月、滑走路をオーバーランする事故を起こして以来、飛行再開は約1カ月半ぶり。
鹿屋市の中西茂市長は「今回のような事故が二度とないよう万全を期していただきたい」とのコメントを出した。
事故は8月22日に発生。無人機は着陸時にオーバーランをして滑走路近くの地上設備に接触した。けが人はなかった。
九州防衛局は9月29日、中西市長らに米軍がまとめた再発防止策を示し、飛行を再開すると米軍の方針を伝えていた。ただ、事故原因は明らかにしておらず、地元からは不満の声が出ていた。
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル