インドとパキスタンが領有権を争うカシミール地方をめぐって、インド政府は6日、インド側にあるジャム・カシミール州に70年前から認めてきた自治権を議会手続きを経て剥奪(はくだつ)した。実効支配を強める狙い。パキスタン側は反発を強めており、緊張が高まっている。▼国際面=紛争再燃の懸念
ヒンドゥー教徒が8割を占めるインドで、ジャム・カシミール州の人口の大半はイスラム教徒。パキスタン側のカシミール地方との人的つながりも強い。そのため、同州はインド憲法の規定によって一定の自治を認められてきた。外交や防衛、財政、通信をのぞく分野が自治の対象だ。…… 本文:872文字 この記事の続きをお読みいただくには、朝日新聞デジタルselect on Yahoo!ニュースの購入が必要です。
朝日新聞社
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