カップルだらけの猫カフェだって、この2人の仲の良さなら何を気にすることもない。将棋の糸谷哲郎八段(31)と都成竜馬六段(30)が、過去に2人で猫カフェに行き、満喫したというエピソードを公開した。あまりの仲のよさに、高見泰地七段(26)からは「ここもカップルでしょ」とツッコまれるほど。特に糸谷八段が持つ都成六段に関する情報は相当なもので、もはやプロファイリングではという意見も飛び出した。
糸谷八段と都成六段は、学年では2つ糸谷八段が上。ただ、同じ関西所属の同世代ということもあってか、非常に仲がいい。プロ将棋界では初となる団体戦「第3回AbemaTVトーナメント」では、チームリーダーを務める糸谷八段が、出場を希望する都成六段を2巡目に指名(1巡目は高見七段)し、一緒に戦うことも決めた。
より結束力を高めようと「チーム糸谷」3人が集まったが、やはり際立ったのは糸谷・都成コンビだ。失敗談を語り合う場面で、都成六段が「たまにちょっと、家の鍵を(なくす)。家の鍵が何回かなくて、帰って入れなかった」と答えると、糸谷八段はすかさず「都成さん、確かに家の鍵、すぐなくすもん」と追加。また、イケメン棋士としても知られる都成六段のモテる秘訣について、本人が謙遜しているのをよそに「モテるのはさりげない気遣い。かっこいいのもあるけど、それだけじゃなくて相手に負担をかけずにさらっとしゃべる。相手にあんまり警戒させず懐に入るのがうまい」と、照れることなく真横で絶賛した。
同様に「草食系か肉食系か」という質問に対して、都成六段が恋愛ネタをスルーするところ、「(女性から)勝手に寄ってくる人が草食系になりやすいんじゃないですかね」と、逃さなかった。このやりとりに高見七段も思わず「糸谷プロファイリングがすごいですね。もう分析官みたいになってる」と大笑いした。
これだけ知るのも、他を引き離す仲のよさがあってのことだ。フェチについて聞かれた際、糸谷八段が「猫の背中の毛」と語ると、今度は都成六段が「この間、猫カフェ行きましたね、2人で。周り(のお客さん)全員、カップル」とにっこり。高見七段が「ここもカップルでしょ」と2人を見ながら突っ込むと糸谷八段は「いやいやいや」と言いつつ、最後には「猫カフェいいね」「猫かわいいよね」と息ぴったり。団体戦には12チーム36棋士が参加しているが、この2人の絆によるパワーは計り知れない。
◆第3回AbemaTVトーナメント
持ち時間5分、1手指すごとに5秒加算のフィッシャールールで行い、1回の対戦は三番勝負。3人1組の12チームが、3チームずつ4つのリーグに分かれて総当たり戦を実施。1対局につき1勝を1ポイント、1敗を-1ポイントとし、トータルポイントの多い上位2チーム、計8チームが決勝トーナメントに進出する。優勝賞金1000万円。
◆出場チーム&リーダー
豊島将之竜王・名人、渡辺明三冠、永瀬拓矢二冠、木村一基王位、佐藤康光九段、三浦弘行九段、久保利明九段、佐藤天彦九段、広瀬章人八段、糸谷哲郎八段、稲葉陽八段、Abemaドリームチーム(羽生善治九段)
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Source : 国内 – Yahoo!ニュース
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