4基の原発を抱える福井県敦賀市へのふるさと納税の寄付額が50億円に達し、初めて原発など電力事業に由来する収入45億円を上回る見通しとなった。市では近年、ふるさと納税の寄付獲得策が奏功している一方、地元の原発は老朽化が進んで関連の税などが減少し、逆転が起きた。
市が17日に発表した2022年度の当初予算案で明らかになった。ふるさと納税の寄付額は、前年度当初比150%増の高い伸び率に。これは一般会計の歳入の13%を占める。17年度からカニなどの海産物を返礼品としたり、有名納税サイトに登録したりしてきた結果とみられる。
新年度はこの好調な寄付金の…
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル