ヨットで世界最高齢での太平洋横断に挑んでいる海洋冒険家の堀江謙一さん(83)が28日、紀伊半島の南500キロほどの地点まで達した。ゴールは紀伊日ノ御埼(ひのみさき)灯台(和歌山県)と伊島(いしま)灯台(徳島県)を結んだ紀伊水道上の線とし、早ければ6月2日ごろ通過すると見込んでいる。その後、安全のため大阪湾を別の船に引航されて進み、母港の新西宮ヨットハーバー(兵庫県西宮市)に帰港する。
28日午後0時25分ごろ、太平洋上の「サントリーマーメイドⅢ号」の姿を、朝日新聞社機「あすか」がとらえた。白いウィンドブレーカーにベージュの短パン姿の堀江さんは、本社機に向かって手を振っていた。衛星電話でのやりとりで「体調は悪くない。向かい風が強くてなかなか前進できないが、地道に進んでいきたい」と話した。
記事後半では「あすか」からとらえた堀江さんの動画があります。
【動画】ヨットによる単独無寄港で太平洋横断に挑戦する堀江謙一さんを紀伊半島の南約500キロの海上で撮影=平野真大撮影
堀江さんは3月26日(現地…
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
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