カラオケ機器メーカーが手がける「歌える観覧車」が人気――。そんな話を、この会社の広報担当者から聞きつけた。ゴンドラがぐるり1周する15分間に、どんな体験ができるのか。世界初の導入施設という東京都内の遊園地を訪ねた。
「気持ちよかった!」
7月下旬の東京ドームシティアトラクションズ(東京都文京区)。観覧車「ビッグ・オー」を訪れると、笑顔をはじけさせた親子や若者が次々とゴンドラから降りてきた。カラオケ観覧車を体験した人たちだ。ゴールデンボンバーを歌った稲垣瑛太君(6)は「高いところで迫力があった」。この日だけで4回体験した日比野さくらさん(12)は「テンションが上がる」。
カラオケは、40あるゴンドラ(4人乗り)のうち8台で楽しめる。地上80メートルから望む富士山や東京スカイツリーなどの眺めが自慢の観覧車に、2017年夏に新サービスで加わった。
マイクは2本。もともと室内にあったタッチパネル画面に映像と字幕が流れ、AKB48や星野源さんらの日本のポップス、演歌やアニメまで、幅広いジャンルの200曲以上を収録する。
街中のカラオケボックスとの違…
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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
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