カラス駆除中のタカ、小学生に飛びかかる 滋賀、頭や顔に軽いけが

鈴木洋和

 13日午後3時20分ごろ、滋賀県甲賀市水口町下山の路上で、カラスの駆除に使われていたタカが、通りかかった小学1年生の男児(7)の頭を爪でつかみ、頭や顔に擦り傷の軽いけがを負わせた。

 甲賀署によると、鷹匠(たかじょう)の女性(32)が同日午前10時ごろから、タカ1羽を操り、カラスの駆除をしていた。男児は友達と2人で下校中で、突然、後ろからタカが飛びかかってきたという。通行中の70代の男性が持っていたゴルフの素振り用の棒でタカを追い払ったという。

 タカは、北米や南米原産のモモアカノスリ。英名ではハリスホークと呼ばれる。生後11カ月で、両翼を広げると1メートルほどの大きさになる。

 現場は山間部に近い住宅街。甲賀署が、業務上過失傷害容疑や過失傷害容疑を視野に調べている。(鈴木洋和)

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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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