1957年創業の東京・祐天寺の町中華「平和軒」(目黒区中央町2丁目)が11月いっぱいで店を閉じることになった。常連客が多い目黒区役所(同区上目黒2丁目)に7日、感謝の思いを込めた1日だけの臨時出店が実現し、名物のカレーライスを約150食販売した。
S&Bの「赤缶カレー粉」にすりおろしたニンジンなどを混ぜた黄色のルーに、豚肉と大きめにカットしたタマネギを煮込んだカレーが白米にかかる。区役所の食堂が7日、午前11時に開くと、「区役所職員のソウルフード」を求める列ができた。
平和軒のメニュー約70種の大半はラーメン、チャーハンなど中華だが、名物はカレーライスだ。20年以上食べ続けているという区職員の山東隆博さん(47)は、「昔、家庭で食べていたような懐かしい味がするのが好きで。ピリッという辛さがあるのもいい」。
店は東急東横線祐天寺駅と学…
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
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