ガーシー氏関係先、捜索当日「2億円窃盗」の被害届 警視庁が受理

 警視庁が任意で事情聴取を要請しているNHK党のガーシー(本名・東谷義和)参院議員(51)の関係先として家宅捜査した都内のマンションで、昨年末に約2億円の金品が盗まれたとして被害届が出されていることがわかった。届けは家宅捜索当日に提出され、受理されたという。

 警視庁は11日、動画投稿サイトで著名人を繰り返し脅迫する内容を配信したなどの疑いがあるとして、暴力行為等処罰法違反(常習的脅迫)や名誉毀損(きそん)容疑などでガーシー氏の複数の関係先として複数箇所を家宅捜索した。

 捜査関係者によると、捜索の対象となった東京都杉並区内のマンション一室の住人が昨年12月29日、金庫から金品が盗まれたとして110番通報があった。このマンション一室はガーシー氏の知人の男性の親族が住んでいたといい、11日の家宅捜索の直前に、被害総額が約2億円相当に上るとする被害届が荻窪署に出されていたという。

 ガーシー氏は「暴露系ユーチューバー」として活動し、芸能界などの「裏話」として過激な内容の動画をサイトに投稿して再生回数を伸ばして広告収入を得ていたとされる。警視庁は、これらの投稿の一部が著名人を繰り返し脅迫する内容だったなどとして、窃盗被害があったとされるマンション一室のほか、ガーシー氏が動画投稿で得た広告収入を管理する合同会社(東京都新宿区)の現代表の関係先などを家宅捜索した。

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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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