名古屋市中区の繁華街・「錦三(きんさん)」地区にあるキャバクラ店の運営会社が、名古屋国税局から3年間で約7千万円の所得隠しを指摘されたことがわかった。
愛知県警は3月、「モーセスアソシエーション」(解散)傘下のキャバクラなど約30店舗を風営適正化法違反容疑で捜索。さらに資金の一部が暴力団側に流れた疑いで県暴力団排除条例違反容疑でも捜査したが、名古屋地検は不起訴処分としていた。
県警は各店の帳簿などの資料を分析し、税務申告に問題があるとみて同国税局に通報。関係者によると、同国税局はこのうち1店の運営会社への税務調査で、売り上げの一部を除外していたなどとして約7千万円の所得隠しを指摘した模様だ。運営会社側の税理士は取材に「国税から指摘を受け、修正申告した」と話した。
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル