ひとくくりに「キャベツ」といっても、いろんな品種があるのを知っていますか――。全国的なキャベツの産地として知られる群馬県嬬恋村では、主なもので10種類、収穫量が少ないものも含めると約40種類ものキャベツが育てられているという。村内には品種が分かるように並べている直売所もあり、日本一の産地ならではの食べ比べも楽しめる。
7月上旬、嬬恋村鎌原の農産物直売所「あさまのいぶき」を訪れた。キャベツ一つ一つのラベルに、「初恋」「青春」「春空」といった品種名が書かれていた。
一般のスーパーでは、キャベツは「キャベツ」とだけ表示され、産地名はあっても、品種まで書いているところはほぼ見かけない。「あさまのいぶき」では、「品種ごとの違いを楽しんでほしい」と、3年前のオープン当初から品種を表示して販売している。
初恋は「甘み」、光彩は「シャキシャキ感」
売り場には、品種ごとの特徴…
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
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