総務省の家計調査によるギョーザの2020年購入額(1世帯あたり)が5日、発表された。年間1位になったのは、上半期(1~6月)に首位だった宮崎市か、それとも「2強」とされる浜松市か宇都宮市か――。
この日、「焼き餃子協会」(東京)の小野寺力(ちから)代表理事(44)によるオンラインでの結果発表があった。1世帯あたり(2人以上)のギョーザ年間購入額(外食、冷凍食品を除く)は宮崎市が3670円。直近10年間の最高額を記録した。だが、1位の浜松(3766円)とは96円差、2位の宇都宮(3693円)とは23円差で、初めての首位はかなわなかった。
宮崎市は100世帯あたりの年間購入頻度では全国1位(930回)といい、「良しあしはあるが(宮崎のギョーザは)安いということ」と指摘された。
昨年9月に結成し、年間首位をめざして購入促進を図ってきた宮崎市ぎょうざ協議会。市役所で結果発表を見守った渡辺愛香会長(39)は「(首位になり)『ギョーザ3強時代』と声を大にして言いたかった」と心境を吐露。2、3月にもイベントを予定しており、「今年は1位に食い込めるように頑張る」と意気込んだ。
戸敷正市長は「中身をボリュームアップするなどして高額にすれば日本一もあるのではないか」と感想を語り、協議会に「宮崎の食材を使った『宮崎特産のギョーザ』を推し進めて」と要望した。(高橋健人)
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
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