新潟県南魚沼市二日町の萌気(もえぎ)園二日町診療所で8日午前8時45分ごろ、建物内にクマがいると近所の住民から南魚沼署に通報があった。駆けつけた署員が地下の倉庫部分で、冬眠中とみられるクマ2頭を発見。9日朝にはさらに1頭が見つかり、3頭とも捕獲された。
署によると、署員が駆けつけた当時、倉庫では体長1メートルほどのクマ1頭と50センチほどのクマ1頭が、折り重なるように横たわっていた。遠くからライトをあてると、目が動いたという。
デイケアサービス施設なども併設した1階の診療所には職員や利用者ら計60人がいたがけが人はいないという。診療所は午前10時ごろにこの日の診療を取りやめ、利用者らは帰宅した。夕方には市が手配した業者が麻酔銃を発射し、1発がいずれかに命中した。
クマは9日朝には覚醒し、もう1頭を含めた親子とみられる3頭が建物内を動き回っているのが確認された。市や県警が周りを囲み、午前11時25分ごろ捕獲。地下は普段は人の出入りはなく、署はクマが入り込んだ経緯を調べている。
診療所はJR六日町駅から約3…
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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
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