新型コロナウイルスのクラスター(感染者集団)が発生したライブハウスが企画し、矢井田瞳さんらが出演した無観客ライブが7日あり、ネットで無料配信された。9千人が視聴し、ライブハウスの関係者は「ここから徐々にスタートしたい」と語った。
大阪府が「小屋文化」を支援する事業をPRするために開いた。クラスター発生後、店名公表に応じた大阪市内のライブハウス3店が運営を担い、3店とは別のライブハウスを会場にした。矢井田さんのほか、ロックバンド「BURNOUT(バーンアウト) SYNDROMES(シンドロームズ)」と「KANA(カナ)―BOON(ブーン)」が出演した。
3店の一つ「Soap(ソープ) opera(オペラ) classics(クラシックス) Umeda(ウメダ)」を運営する片山行茂社長(52)は営業再開のめどは立っていないとし、「ファンに店にもう一度足を運んでもらうことを目指し、配信事業などに取り組みたい」と語った。(多鹿ちなみ)
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル