クロマグロ漁が盛んな青森県で近年、プレジャーボートや遊漁船によるマグロ釣りが盛んになっている。クロマグロの資源管理が国際的に厳しくなり、漁獲量を規制されている漁師たちの思いは複雑だ。
年始のマグロ初競りで話題になる青森県大間町から約60キロ。津軽半島北端に近い中泊町の小泊漁港には、マグロ漁が盛んになる夏から冬にかけて、防波堤沿いに小型のプレジャーボートがずらりと並ぶ。近くに駐車している車は県外ナンバーも多い。
埼玉県から訪れていた会社員男性(50)は、「休みの日を見つけてはマグロを釣りに来ている。ロマンがあるよね」。50キロほどのクロマグロを釣り上げたこともあるという。
プレジャーボートや遊漁船は漁協に所属していないため、釣り上げたマグロは漁獲枠に含まれない。「200キロ級の大型マグロを水揚げしているのを見て、うらやましく思ったこともある」と嘆く漁師も。水産庁の担当者にも見解を聞きました。
こうしたプレジャーボートの多…
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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
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