ガスコンロに組み込まれているグリルで、焼き網の上にアルミホイルを敷き、肉や野菜をのせて焼く。よく行われている調理法だが、食材によっては火災につながると、製品評価技術基盤機構(NITE)が注意喚起している。コンロにたまった汚れから事故が起きた事例もあり、こまめな掃除を勧める。
昨年6月、東京都の女性がガスコンロのグリルで鶏皮を焼いていた際、排気口から火が出る火災が起きた。焼き網の上に敷いたアルミホイルに鶏皮の脂がたまり、過熱して発火したとみられる。
「すべての食材でアルミホイルを使ってはならないという意味ではないが、鶏皮のほか、脂ののったサンマなど、焼くと脂が多く出る食材には注意が必要だ」とNITEの担当者は話す。アルミホイルにたまった脂が発火するほか、飛び散った脂に引火する恐れもあるという。
受け皿に水を張るタイプのグ…
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
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