アフリカの海岸に捨てられたビーチサンダルを、スマートフォンのケースに生まれ変わらせるプロジェクトを大学生が進めている。ゴミを減らし、環境に優しく、現地で仕事をつくる。年内には販売を始めたいという。
中心になっているのは、幼い頃にケニアで暮らしたことがある慶応大学環境情報学部3年生の山岸成(なる)さん(21)。大学では、アフリカについても学び、合同会社「Uzuri」(ウズリ)を立ち上げ、代表を務める。「ウズリ」はスワヒリ語で、「美しい」という意味だ。
ナイロビの小学校で過ごした3年間 あの国の役に立ちたい
山岸さんは大学で学ぶビジネスの視点でケニアに貢献したいと考えた。父が日本人学校の教員をしていたため、ケニアの首都ナイロビで小学生の3年間を過ごした。子どもの頃にお世話になった国の役に立ちたかった。
目をつけたのは、現地で海岸…
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル