能登半島地震の被災地へ大手外食や食品企業がキッチンカーを走らせ、温かい食事を無料で提供する動きが相次いでいる。避難所への派遣や受け入れをスムーズに行えるよう、自治体と企業のマッチングに政府が乗り出してもいる。
1月下旬、大手カレーチェーン「カレーハウスCoCo(ココ)壱(いち)番屋」のキッチンカーがやってきたのは、24人が避難する石川県七尾市の能登島地区コミュニティセンターだ。量や辛さの希望を社員が聞き取り、ご飯をよそった容器のふたの上に温かいレトルトパウチを載せて渡す。
受け取った人々は「ありがとう」と笑顔に。「お父さんの分は山盛りで」と頼む女性もいた。近くの避難所にいる人の分も合わせ、用意した110食をすべて渡し、この日の活動を終えた。
パウチに入ったまま渡すのは、あとで再加熱して食べることもできるからだ。かつてはルーをご飯にかけて提供したというが、東日本大震災や熊本地震などを経て、衛生面などからこの形に落ち着いたという。
アレルギー持つ子 「これなら食べられる!」
カレーを提供した社員は普段…
※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
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