日本最大の同人誌即売会「コミックマーケット」が10日、東京ビッグサイト(東京都江東区)で2日目を迎えた。
令和初の「夏コミ」となった今回は、例年の3日間より1日多い4日間開催で、12日まで行われる。
屋外のコスプレコーナーは、35度近い暑さの中、ポーズを取るコスプレーヤーやカメラマンらであふれた。人気アニメ「鋼の錬金術師」のキャラクター・アルをイメージし、炎天下で銀色のよろいを着込んだ男性は「水分を取り、額に“冷えピタ”を貼るなどできる限りのことをしてます」と胸を張った。
「Fate」シリーズのヒロイン、イリヤとクロエに扮した女性2人(ともに22)もこまめに水を飲み、用意したアメでミネラルなどを補給。「自分の体と相談し、早めに休むようにしています。そろそろ公園の木陰に行きます」と日陰を探して移動した。
撮影に来た人たちも準備は万端。高知県から来た男性会社員(39)はファンつきのブルゾンを着用。「東京の夏はジリジリするような暑さだけど、このブルゾンで快適に過ごしている」と笑顔。保冷剤を包んだタオルなどを首に掛けた人の姿もみられた。
屋内のブースで同人誌を売る人たちも、小型の扇風機で涼を取るなどしていた。
東京ビッグサイトは来年の東京五輪・パラリンピックでメインプレスセンターなどに使われるため、今年から一部が使えず、今回からコミケは1・5キロメートル離れた青海会場との分散開催となっている。来年の夏コミは5月2~5日に行われる。
【関連記事】
Source : 国内 – Yahoo!ニュース
Leave a Comment