スーパーのコモディイイダ(東京都)が自社ブランドの食料品の製造を委託していた下請け業者に対し、代金を不当に減額していたとして、中小企業庁は1日、下請法違反(減額の禁止)で公正取引委員会に措置請求した。
同庁によると、同社は2017年1月~今年2月の約3年間、下請け業者14社に対し、リベートなどの名目で代金から計約1635万円を差し引いていた。同庁は18年1月の立ち入り検査で違反とみられる行為を見つけ、調査を進めてきた。同社は今年2月、こうした行為を自主的にやめたという。公取委は今後、減額した分の代金を支払ったり、再発防止策を講じたりするよう同社に勧告するかどうか判断する。
同社は1919年創業。関東1都3県に84店舗を展開する。駅伝部は、今年元日の全日本実業団対抗駅伝競走大会(ニューイヤー駅伝)に出場した。
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル