コロナで経済活動がしぼみ、収入減に見舞われた人が多いようです。支出の見直しをはじめ、工夫できることを考えました。
コロナ禍で暮らしが一変し、不安や悩みを抱えていませんか。みなさんのお困りごとをもとに、前向きになれる処方箋(せん)をお届けします。体験をお寄せください。seikatsunews@asahi.comへ。
記者(50)の義母(81)は昨年暮れ、クリーニングの取次店をひっそりとたたんだ。大阪府南部の住宅地で46年間営んできた。
外出自粛でスーツやワイシャツを出すお客が減った。昨春の緊急事態宣言は冬服をまとめて預かる繁忙期と重なった。昨年4、5月の売り上げは近年と比べて半減。手取りはいずれの月も2万円余りだった。
その後も業績は回復せず、店の光熱費を年金で補う月が続いた。手取りが月2千円まで落ちたことも。「コロナがなければ、あと2、3年続けて閉めるつもりだったのに」。義母はこう嘆く。週1回、義父と買い物ついでにうどんを食べるのが楽しみだったが、節約のために我慢している。
企業活動への影響は広がってい…
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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル