コロナで困った飲食店主の新事業、その名は「ムジンの館」

 新型コロナウイルス感染防止対策で、コンビニエンスストアのセルフレジやファミリーレストランの自動注文受付など、非接触型の店が増えている。さらには冷凍ラーメンやギョーザと、自動販売機の商品ラインアップも増えた。

 では衣料品は非接触型で販売できるのか。試着でサイズを合わせるなら、自動販売機は難しい。店舗を無人にしたらどうか。北海道北部、オホーツク地域の北見市に、ついに無人の衣料品店が現れたという。

 店員との接触を避けるため、レジはどうするのか? 万引き対策は? 野菜の無人販売のようなことができるのか? 尽きない疑問を抱えつつ、店に向かった。

 無人の衣料品店がオープンしたのは、JR北見駅から徒歩数分のアーケード街のなか。その名も「ムジンの館」だ。

 道路に面したディスプレーにはエスニック風の雑貨が並びオシャレな雰囲気。ただ、店の扉を開けても、店員らしき人の姿はない。本当に「無人」だ。

店内の衣類、その数2千点

 店内はハンガーに掛かった衣…

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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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