慶応大病院は、新型コロナウイルス以外の病気で入院する予定の患者へのPCR検査をした結果、約6%の人が自覚症状がないものの陽性だった、と公表した。米国では、同様の調査で約13%だったとの報告もあり、国内でも市中で感染が広がっていて、感染に気づかないまま院内感染が起こるリスクが改めて浮き彫りになった。
同病院では、3月下旬に院内感染が起きた後、対策を強化。4月6日以降は新型コロナ以外の手術や出産などのために入院するすべての人に対して、検査を実施している。緊急入院の場合も、個室で隔離してから検査しているという。
13~19日に新型コロナの治療以外で入院する予定の67人を検査したところ、約5・97%にあたる4人が陽性と判定された。いずれも、新型コロナの特徴的な症状は確認されなかった。陽性の患者は緊急の場合を除き、手術を延期するなどし、経過観察をしているという。
別の病気で入院する患者のなか…
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
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