コロナ回復者の血漿、「備蓄して治療目的で使用」 – 国立国際医療研究センターが臨床研究の参加者募集(医療介護CBニュース)

 国立国際医療研究センター国際感染症センターで、新型コロナウイルスに関する臨床研究の参加者を募集している。新型コロナウイルス感染症から回復した人(20-69歳)が対象で、抗体を測定したり、血漿を採取したりする。回復者の血漿が、新型コロナウイルス感染症と診断された患者の回復を早めるのではないかと考えられているため、「備蓄して治療目的で使用」するとしている。【新井哉】  研究参加者は、新型コロナウイルス感染症発症を証明できる書類(発症日やPCR陽性日が記載されている書類)を準備し、研究事務局に連絡して来院の予約を行う。採血後、2週間以内に抗体価の結果が伝えられる。研究で実施している抗体検査について、同センターは「ELISA法、中和活性という2つの方法で評価しており抗体検査キットよりも正確性が高い」としている。  抗体価が高かった人については、「血症400cc(通常の献血と同じ量)の供血」を行うことを説明。供血の目的に関しては、新型コロナウイルス感染症で苦しんでいる人を救うことができるかもしれないことなどを挙げている。

Source : 国内 – Yahoo!ニュース

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