大阪市の松井一郎市長は26日、5月から新型コロナウイルスの中等症患者の専門病院としている市立十三市民病院(同市淀川区)について、近く満床(90床)を活用できる体制に移行する方針を明らかにした。27日に市と病院関係者らが協議し、方針を正式決定する。 同病院は263床の総合病院だったが、松井氏が4月に中等症患者の専門病院にすると表明。改装工事を経て5月から中等症患者の受け入れを始めたが、患者数が一時的に減少したため、実際の運用は3分の2の60床にとどまっていた。 だが大阪府内での感染拡大に伴い、今月中旬から病床の使用数が50床程度となり、体制拡充が急務となっていた。30床増やしての運用に向け、市大病院などから医療スタッフの派遣を受ける。 松井氏は「重症患者の症状がやわらげば、十三市民病院で受け入れる。重症患者用ベッドを空けることになるので、役割は非常に重要だ」と述べた。
Source : 国内 – Yahoo!ニュース
Leave a Comment