新型コロナウイルスの感染拡大が、北海道内で全国で最悪の水準で進んでいる。2日の新規感染者数は7895人にのぼり、2日連続で7千人超。ともに東京都の感染者数を超えて、全国最多となっている。季節性インフルエンザとの同時流行も懸念されており、「第8波」を前に道は医療提供体制の強化を急ぐ。
2日の新規感染者数は前週の同じ曜日より2323人増え、13日連続で前週を上回っている。10万人あたりの感染者数(週合計)は689・6人で前週と比べて1・42倍。10万人あたりの感染者数は、10月26日から8日連続で全国最多となっている。
道によると、道内で感染者数が増加に転じたとみられるのが10月13日。要因には、秋の行楽シーズンや夜間滞留人口の増加などで人の動きが活発化していることが指摘されている。2日時点で30代以下の若年層が約6割を占め、10代が約2割に増えている。
とりわけ北海道は早く気温が…
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル