コロナ感染者38人分の氏名をHPで一時公開 福岡県が指摘受け削除

 福岡県は16日、新型コロナウイルスの感染者38人分の氏名を誤って県のホームページ(HP)に掲載したと発表した。外部の指摘を受けて削除し、関係者に謝罪をしているという。

 県によると、15日発表の新規感染者一覧の特記事項欄に、接触者の情報として感染者の氏名が掲載されていた。保健所から提出されたデータをHPに掲載する際、県の担当者が削除を忘れ、別の職員のダブルチェックも怠っていたという。

 16日午前11時から28分間にわたって氏名が閲覧できる状態で、この間に外部から354件のアクセスがあったという。白石博昭・県保健医療介護部長は「関係者には多大なご迷惑をおかけした。大変申し訳ない」と謝罪した。(藤山圭)

会見で、新型コロナウイルス感染者氏名の誤掲載を謝罪する福岡県の担当者=2022年2月16日午後6時14分、福岡市博多区の県庁、藤山圭撮影
福岡県庁

Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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