新型コロナウイルスの感染拡大に、緊急事態宣言。多くの人が困っているのはわかっていても、外出もままならず、支える活動がしづらい。そんな中でも役に立てる、在宅でできるボランティア活動もあります。
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会社員の日常的スキルで貢献
地域の団体で、回覧板や掲示板の代わりにホームページを立ち上げたい。オンライン会議システムで高齢者の体操教室をしたい――。コロナ禍に見舞われた昨年、地域活動にオンラインを利用したいという多くの依頼がNPO法人「サービスグラント」に舞い込んだ。
サービスグラントは、仕事で得た知識や経験を生かして社会貢献をするボランティア活動「プロボノ」に参加を望む人と、支援を求める団体を仲介している。現役で働きながらプロボノに参加する人もいるが、近年は定年前後のシニア層の参加も増えている。
コロナ禍の今、参加希望者も例年より増えているという。昨年7月、希望者47人に調査すると、コロナの影響を参加動機に挙げた人が約半数に上った。「リモート勤務になったので、その知見を社会課題に生かしたい」「コロナの影響で困窮しているNPOの助成金の申請支援で力になりたい」といった声が寄せられた。
ボランティアは必ずしも特殊な…
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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
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