コロナ禍、沈んだ心を照らした七色の光  初夏彩るアンブレラスカイ

 赤、青、黄…。新緑がまぶしい70メートルほどの遊歩道の足元に、七色の光が投影されている。見上げると、色とりどりの傘が一面を覆い、初夏の強い光を和らげてくれていた。

 JR高崎駅から車で30分の郊外にある群馬県甘楽町で、2021年から始まった「アンブレラスカイ」。同町は織田信長の次男・信雄(のぶかつ)が初代藩主とされ、織田家ゆかりの国名勝の庭園「楽山園」で知られる。しかし、コロナ禍で観光客ら人影が消えるなか、少しでも上を向いて明るくなってほしいと、町の職員たちが考案し設置した。

 当初は100本からスタート…

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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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