新型コロナ下の約2年間、さいたま市や川越市など50カ所の店舗の移り変わりを、さいたま市出身の写真家が定点撮影した。
東京都内のギャラリーで開く写真展「シャッターを開けてもいいですか?」で披露する。
居酒屋、ラーメン屋、ドラッグストア……。シャッターを通して見えてきた様々な光景とは。
撮影をしたのはさいたま市出身の写真家小川修司さん(38)。中学生の時から写真が好きだった。
大学卒業後、一般企業に就職し5年ほど勤めたものの、写真をあきらめきれずに退社。東京都内の専門学校で本格的に写真を学んだ。
その後、フリーカメラマンとして活動し、2016年からは県内を中心に女子中学生から女子大学生までの2人組を写真に収めるようになった。
18年からは個展「女学生日和」を都内のギャラリーで毎年開催した。とりあげた女子学生は、すでに100組を超えた。
翻弄された時代の証言
20年に初めての緊急事態宣言が出された時、女子学生たちにもマスク姿が目立ち始めた。
それと同時に、別の異変も目にした。
「なじみのお店がシャッター…
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル