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いま、コロナ禍で地方移住が話題になっています。総務省は、東京都に移り住んだ人と出た人の数を発表。5月以降、東京を出た人の数が、4カ月連続で上回っていることが明らかになりました。先月は、去年の同じ月と比べて、10%以上も多くなりました。総務省によりますと、多くの人は、神奈川県や埼玉県など、東京近郊に移住しているといいますが、熱海など少し離れた場所でも、いま不動産の需要が高まっているそうです。 以前、熱海市の高台にある住宅街は、都心に住む人たちが休暇を過ごすための“別荘”として利用する人が多かったといいます。しかし、コロナ禍で、その用途にある変化が起きています。
イーズ営業部・苅込裕昭さん:「コロナが流行しだして、非常に増えてきているのはワーケーションを中心とする遊びと仕事の両立。勤めている50代の問い合わせが非常に増えている」 いまは、平日は熱海でテレワークを行い、そのまま週末を過ごす、いわゆる“ワーケーション”です。緊急事態宣言以降、物件を購入しようという問い合わせは去年に比べ、約2倍に増えたといいます。 熱海市では、今のところ、移住は増えているわけではありませんが、都内に拠点は持ちつつ、関東の以外に別荘を求める人たちが増えているといいます。3年前、川崎市から熱海市に移住した中屋さん一家。香織さんは、不動産会社に勤めた経験を活かし、いまはオンラインで、都心から地方に移住する人の支援をしています。コロナの影響もあり、都心から移住を考える人の相談も増えているといいます。
ライフスタイルデザイナー・中屋香織さん:「仕事への集中力が上がるというのが一つメリットかなと思う。作業していて「ちょっと疲れたな」と思った時に、パッと外を見ると青空が見えたり、雲が見えたり、景色でリフレッシュできる。漠然と東京に住み続けなくてもいいんじゃないかと気が付いた方が多いという話を聞いている。今後の自分の生き方とか暮らし方、働き方を総合的に考えたいという人達が増えているなと思う」
Source : 国内 – Yahoo!ニュース
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