コロナ禍の中で3年目の入学式 北海道内でも新たな学校生活開始

「社会の平和と幸福に貢献…」北海道大学で入学式 約2500人が大学生活スタート=HTB提供

 3年目となる新型コロナウイルス下の入学シーズン。それでも、式に臨んだ児童や生徒は新しい生活に期待を膨らませた。

 札幌コンベンションセンター札幌市白石区)で開かれた北海道大学の入学式には、留学生を含む新入生2545人が出席。新入生代表として告示を述べた市川小夏さん(18)は「教養と知識を深め、社会の平和と幸福に貢献することができるよう、努力を重ねていくことを誓います」と宣誓した。

 式に参加した新入生の思いは様々だ。

 大阪府和泉市から来た安倍岳宏さん(18)は、裁判官になるために法学部に進学。ただ、学業以外でも期待は膨らむ。好きなミュージシャンに藤井風さんを挙げ、「アカペラがやりたいです」と話した。

 文学部に入学した熊谷結祈さん(18)は、高校の授業をきっかけに哲学や倫理学を自主的に勉強しはじめたという。大学で学びたい分野を尋ねると、「フランクフルト学派」とやる気に満ちた表情で答えた。

 式は新型コロナウイルス対策…

Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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